第45回日本臨床分子形態学会総会・学術集会
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演題募集期間
2013年4月1日(月) 〜 5月30日(木)正午 → 6月11日(火)正午
演題募集期間は終了しました。多数のご応募ありがとうございました。
応募資格
  • 会員以外の非会員、学生の方も演題登録可能です。
  • 演題は、未発表のものに限ります。
発表形式とカテゴリー
●シンポジウム
  1. 消化管の分子形態学:密かなる最近の進歩(公募)
    司会1:小林 道也(高知大・医療学)
    司会2:中村 桂一郎(久留米大・顕微解剖学)
    癌、炎症、先天異常など、消化管疾患・機能異常の病態生理を理解する上で、消化管壁を構成する各層の分子、細胞種、組織・細胞構築、さらに、形成、代謝、更新等の動態の分子形態的側面は重要な要素である。本学会では、吸収、分泌、運動等の機能とその調節について、正常および病態における分子形態・動態を重視した研究を推進してきた。近年、光学顕微鏡および電子顕微鏡レベルの分子や生細胞の分布や動態のイメージング技術の発展はめざましく、各種蛍光プローブによる観察、さらに、NBIやFIB/SEMなど、基礎・臨床ともに様々な新しい発想による顕微技術・観察法が開発・提唱されてきている。
    本セッションでは、消化管に注目して、新しい概念による電子顕微鏡や蛍光イメージング技術の発展を展望し、今後、更なる顕微技法の高度化、成熟、発展に繋がる情報交換の場となることを期待して、萌芽的アプローチや新たな提案を含めた演題を募集し、会員からの積極的な参加を募る。
  2. 臨床・病理から見た分子形態学の病態解明へのインパクト(公募)
    司会1:根本 則道(日本大・病態病理学)
    司会2:原田 大(産業医科大・第三内科学)
    疾患の病態の解明法には様々な手法が存在する。分子生物学、生化学とともに分子形態学がある。病理学は形態学的な手法を用いて疾患の病態解明と臨床診断を行なっている。疾患の病態解明には、形態学と遺伝子解析の検討、病理と分子標的治療との関連や病理と画像診断との関連等の検討が行なわれている。
    本セッションでは分子形態学が疾患の病態や治療の開発に関連する研究を広く応募したい。基礎と臨床の立場から疾患の病態解明や治療の開発を促進するような討論が出来れば幸いである。
  3. バイオイメージングと病態解析応用の接点を探る(一部公募)
    司会1:大野 伸一(山梨大・解剖分子組織学)
    司会2:未定
    最近の医学生物学分野では、新たにiPS細胞のヒト臓器再生医療への応用などの生命科学が展開されています。しかし、細胞組織の機能が、動物生体内臓器の構造に依存する限り、いつの時代になっても形態学的解析法は必要とされます。また、以前より蛍光標識プローブ等の光イメージング法により、生きた動物臓器での種々の分子機能が、動的デジタル画像として明らかにされています。さらに最近では、臨床診断用共焦点レーザー内視鏡のように、ヒト生体内臓器を対象として、その組織構築と機能分子プローブ局在を可視化できるようになりました。しかし、この動的細胞組織に対応する形態像は、通常の固定・脱水・包埋した組織標本では、解析することが困難です。そこで、この動物生体内イメージング像に対応する三次元的機能形態像を観察できる標本作製が必要であります。
    本シンポジウムでは、種々の光顕および電顕用バイオイメージング法が、今後どのように病態解析に応用可能であるかを議論致します。
  4. 微生物の超微形態解析と臨床(指定)
    司会1:山田 作夫(川崎医科大学・微生物学)
    司会2:未定
    本シンポジウムは日本顕微鏡学会微生物超微形態解析研究部会の活動の一環として企画されたもので、細菌や真菌といった微生物を対象として、従来の電子顕微鏡技術は勿論のこと、応用顕微鏡法や近年新たに展開されている顕微鏡技術を含めた多様な顕微科学的技法を駆使して、微生物の微細構造を可視化することにより明らかにされつつある微生物の多様な機能に関する最新の知見を紹介して頂きます。さらに、近年開発された新規抗微真菌薬をはじめ、従来より臨床現場でも頻用されている消毒薬に関して、それらの抗微生物作用メカニズムについても、処理微生物の超微形態変化を顕微科学的技法により可視化してその標的部位を明らかにすることにより展開されている研究についても言及して頂きます。そして、得られた成果を基にして微生物の病原性解明や感染症の治療ならびに予防といった臨床への応用をめざし討議・展望します。
  5. 電子顕微鏡技術の有用性(指定)
    司会1:酒井 俊男(酒井電子顕微鏡応用研究所)
    司会2:未定
    当学会に研究部会が設置され今年で7年目を迎える。我々試料技術研究部会は第38回総会でのランチョンセミナーを皮切りに今回で6回目の企画として“透過、走査電子顕微鏡の有用性”として以下の6演題でシンポジウムを開催する事に成った。1、超薄切片の厚さが構造を見るのに如何に重要か。 2、小児腎生検の微小糸球体変化群を用いて電顕検索の有用性を確かめた。 3、透過電子顕微鏡を駆使して幹細胞の生体内での組織再生機構の解析を試みる。 4、ナノマテリアルの生体影響について、病理診断が可能な大型組織(10mmX3.5mm)の光顕切片を薄切し病理診断を行い特定部位の検索方法を酒井電顕応用研究所と共同研究を行いこの方法が一搬のTEM検索においても臓器内に生じる病変の検索し可能な事を示す。 5、細胞内小器官のカラー化について昨年に続き行い結果を数量化(数量、平均直径、面積など)各細胞間の比較検討を行った。6、キンギョウロコは抜け落ちると、同じ場所(ポケット内部)に再生ウロコが形成されるこの再生機序について走査電子顕微鏡を用い降起線や溝状に対応する構造を明らかにした。 今回6演題は構造を重視した結果を報告しますので是非講演をお聞き下さりご意見を拝聴頂ければ幸いです。
●ワークショップ
  1. 子宮内膜と異所性子宮内膜(子宮内膜症)の分子形態学(指定)
    司会1:大槻 勝紀(大阪医科大・解剖学)
    司会2:片渕 秀隆(熊本大・産科婦人科学)
    子宮内膜は、性成熟期女性の間脳-下垂体-卵巣-子宮系の中で、卵巣ステロイドホルモンの直接的な影響を受けて周期的にダイナミックな変化を繰り返し、妊卵の着床の時機を得て胎盤へ変態し、胎児の発育と生命の誕生の根幹を成す組織である。一方、子宮内膜症は、臨床的に骨盤痛、不妊、チョコレート嚢胞を3主徴とし、その組織発生から進展、病態形成に至るまでエニグマティックな疾患で、性成熟期女性に好発する。両者に共通することは、腺管と間質から成る子宮内膜あるいはその類似組織という構築であるが、前者は正所である子宮内腔を構成し、後者は子宮を離れて異所性に発生する。
    今回、子宮内膜の精巧且つ緻密な調節機構を管窺し、その調節機構を逸脱した癌化のメカニズム、そして子宮内膜症の病態発生を分子形態学的に総括する。
  2. 種々の肝胆膵疾患の発生機序解明の新知見(公募)
    司会1:鳥村 拓司(久留米大・先端癌治療研究センター)
    司会2:矢野 博久(久留米大・病理学)
    肝胆膵領域には、様々な疾患が存在し、その疾患概念、診断、治療法に関してはある程度確立されたものが多いものの、疾患の発生機序に関しては解明されていないものも未だ多い。
    近年発達の著しい分子生物学的・分子形態的手技や遺伝子解析などの手法を用いた病変の解析により、疾患概念や発生機序に関して多くの情報が得られるようになった。その結果、新規の疾患概念が報告されたり、発生機序に関する新たな知見の報告も散見される。
    本ワークショップでは肝胆膵領域における疾患の発生機序と各臓器の実質や間質を構成する様々な成熟した細胞(肝細胞、胆管上皮細胞、クッパー細胞、肝星細胞、ランゲルハンス島細胞、膵腺房細胞、膵管上皮細胞、内皮細胞など)やそれらの細胞の幹・前駆細胞との関係、免疫系細胞や血液細胞との関係、遺伝子異常との関係などに関する新知見を広く公募しますので奮って応募ください。

(演題の中から座長推薦論文としてMMMへの投稿をお願いする場合がございます。)

●一般演題(公募・一部指定の予定)
01. 精神・神経脳外科領域 07. 肝・胆・膵領域 13. 腫瘍一般
02. 視覚、感覚器領域 08. 腎臓・泌尿器科領域 14. 分子形態学的技法と応用
03. 口腔領域 09. 婦人科・産科領域 15. 分子イメージング
04. 乳腺関連領域 10. 男性生殖器領域 16. 分子標的治療
05. 呼吸器・循環器領域 11. 骨格・筋肉・形成外科領域 17. その他
06. 消化器・腹部領域 12. 免疫・再生・移植領域    
一般演題公募要綱
一般演題を重視しております。全採用演題を口演といたします。是非、多くの演題を学会でアピールしてください。もちろん、臨床分子形態にふさわしい内容でカテゴリーに合致していれば症例報告、一例報告でも構いません。そして、場合によってはシンポジウムやワークショップに組み込むつもりであります。
(なお、一般演題の中から座長推薦論文としてMMMへの投稿をお願いする場合がございます。)
演題の受領通知
ご入力いただきました電子メールアドレス宛に「登録完了確認メール」が自動配信されますので演題登録の受領通知といたします。必ず確認メールがお手元に届いたことを確認してください。(通常、ご登録後5〜10分以内に送信されます。)セキュリティー保護のため、事後のパスワードと登録番号の問い合わせへの応答は不可能ですので発行された登録番号とパスワードは必ずお書き留めください。
1〜2日経過しても登録完了確認メールがお手元に届かない場合は、登録受付が完了していない可能性が高いので、登録済み演題の修正・削除リンクボタンより正しく登録が完了しているかご確認ください。
演題の発表通知
演題の採否、発表時間、発表形式はプログラム委員会で演題の審査を行った上決定します。
演題の採否通知は、演題登録の際に各自入力された筆頭者のE-mailにお送りいたします。
E-mailアドレスは正確に入力をお願いいたします。
入力文字について
  • 「丸数字」は使用できません。
  • 「ローマ数字」も使用できません。英字の組み合わせで II、VI、XI のように入力してください。
  • シンボル(symbol)書体半角(1バイト文字)のα β γ 等を使用するとabcなどに自動変換されてしまいますので使わないようにして下さい。必ず全角(2バイト文字)のαβγを利用してください。
  • 半角カタカナは使用できません。カタカナは全角で、英字および数字は半角で記入してください。
  • タイトルおよび抄録本文で上付き文字、下付き文字、斜め (イタリック)文字、太文字、改行、アンダーラインを使うときに用いる<SUP></SUP>、<SUB></SUB>、<I></I>、<B></B>、<BR>、<U></U>の記号はすべて半角文字(1バイト文字)を使用してください。
  • 英文や数字を入力する際、O (アルファベット)と0(数字)や、l (アルファベットL小文字)と1(数字)、あるいはX (アルファベット)と×(かける)などきちんと区別してください。
  • 音引き「ー」とダッシュ「―」、マイナス「−」とハイフン「-」などの使い分けをしてください。
  • 英文入力の際にひとつの単語をハイフン (-)で切ることは行わないでください。
演題登録についての注意点
  • 原則として暗号通信をご利用ください。平文通信は危険です。第3者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改竄したりする可能性があります。特に病院情報システムや電子メール用に使っているパスワードを、平文通信で演題登録用に使用することは絶対に止めてください。被害が演題・抄録以外にも及びます。平文通信は、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダーの設定に問題があるか、ブラウザーが古い)に限ってご利用ください。
  • UMINオンライン演題登録システムでは、Internet Explorer、Netscape、 Safari、FireFox以外のブラウザでは演題登録できません。それ以外のブラウザはご利用にならないようお願いいたします。 Safariにおきましては、ver.2.0.3(417.9.2)以降のバージョンでご利用可能です。
  • 登録した演題の確認、修正、削除には登録完了後に画面上に表示される登録番号とパスワードが必要です。登録番号と入力したパスワードは必ず保管しておいて下さい。
演題登録
新規登録(暗号通信) 確認・修正・削除(暗号通信)
新規登録(平文通信) 確認・修正・削除(平文通信)
演題登録に関するお問合せ先
株式会社九州舞台 担当:松島、永冨
TEL:092-718-0330 E-mail:jscmm45@kyushustage.co.jp
※今回の演題登録システムはUMIN(大学病院医療情報ネットワーク事務局)のシステムを利用していますが、UMIN事務局では演題登録に関する問い合わせには一切応じられませんので、ご注意ください。
2013.8.30 new
プログラム」を更新しました。
2013.8.23
プログラム」、「関連会議」を掲載いたしました。
2013.7.26
採用演題」、「参加者へのお知らせ」、「演者・座長の皆様へ」を掲載いたしました。
2013.6.11
演題登録を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。
2013.5.29
演題登録」の締め切りを6月11日(火)正午まで延長しました。
2013.4.1
演題登録」を開始しました。
2013.3.29

宿泊予約を開始しました。
宿泊案内」をご覧ください。

2013.3.25

第45回日本臨床分子形態学会総会・学術集会 ホームページを開設しました。

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